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インフルエンザから家族を守るために

インフルエンザの語源はラテン語のInfluential(影響)から来ているといわれています。イタリアの占星術師たちが、周期的に流行する高熱の出る病気をインフルエンザと呼んだそうです。インフルエンザは全身に症状があらわれ、重症化すると大変危険です。このインフルエンザについて、詳しくご紹介いたします。

インフルエンザについて

インフルエンザは11月から4月頃までの冬季に発症するケースが多く、感染すると38度以上の高熱になり、症状が急激に重くなるのが特徴です。

発症すると食欲不振や全身倦怠感、筋肉痛や関節痛、呼吸困難や腹痛など全身に症状があらわれます。1日から3日ほどの全身症状を経て、咳・鼻水・のどの痛みなど呼吸器症状が約1週間続きます。その後は回復に向かいますが、こじらせてしまうと肺炎や気管支炎、脳炎や心不全を起こすこともあります。

インフルエンザウイルスを大きく分けるとA型、B型、C型に分類されています。世界で大流行(パンデミック)するものは、人間以外の自然宿主が確認されているA型が多く、スペインかぜや香港かぜなどが有名です。人間以外の自然宿主が確認されていないB型は限られた地域で流行し、A型より比較的症状も軽いようです。乳幼児期に発症するC型は軽い症状で済むケースが多く、一度免疫を得ると二度発症することはほぼありません。

インフルエンザを予防するには

インフルエンザから家族を守るために、かかりつけの内科・小児科病院を活用することをおすすめします。インフルエンザワクチンの接種は予防に役立ちますし、発症してもすぐに治療を受けることができるからです。

ワクチンはウイルスの型を予測して毎年製造されています。原則として13歳未満は2回、13歳から64歳までは1回か2回、お医者さんに相談すると良いと思います。また、65歳以上で過去にインフルエンザにかかったことのある方は、1回でも充分な免疫力を得られるといわれています。
外出後の手洗い・うがい、マスクの着用や外出を控えるなどの予防とあわせて、活用してください。

交野市にお住まいの方でインフルエンザの予防や治療をお考えなら、枚方市にある長尾台診療所にご相談ください。予防接種を予約不要で行っていて、妊婦用ワクチンにも対応いたします。夜間診療や日曜・休日診療も行っていますので、お子さまの突然の発熱も安心して小児科で受診可能です。胃腸症状があらわれた場合は、胃カメラ大腸カメラで検査を行うこともできます。

交野市以外でも京都府、京田辺市、八幡市、寝屋川市からも患者様が来られます。地域に愛される内科・小児科の診療所を目指していますので、ご家族の健康管理にぜひお役立てください。

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