長尾台診療所Web相談室

子供がかかりやすい病気について‐その2‐

手足口病について

手足口病は乳幼児や学童の間で流行しやすく、毎年夏を中心に発生するウイルスの感染症です。病名が示すように手足や口の中に水疱ができますが、お尻、ひざ、腕などその他の部位に出現することもあります。中には3人に1人の割合で発熱を来し、症状が悪化すると髄膜炎や脳炎など中枢神経系の合併症を起こすことにもなりかねません。

手足口病の主な感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染の3つで、保育施設や公園など乳幼児が多く集まる場所は感染しやすいです。また、同じタオルやコップの回し飲み、おむつ交換の際も感染する確率が高まります。予防となる特効薬はありませんが、安静にしていれば自然に治る病気なので、日頃からお子さんの衛生管理を徹底しておきましょう。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)について

おたふくかぜは、ムンプスウイルスの唾液を介した飛沫感染もしくは接触感染によって発症する病気です。

主な症状としては、片側あるいは両側の耳下腺(耳の下、顎の下、頬の後ろ部分)を中心に腫れる特徴があり、腫れや痛みが悪化すると飲食物を飲み込むのも困難になります。耳下腺の腫れは約1週間で落ち着きますが、中には発熱や頭痛、腹痛、嘔吐などの症状を伴うケースも多いです。

また、耳下腺が腫れる病気はおたふくかぜだけではありません。化膿性耳下腺炎や反復性耳下腺炎といった病気と間違われることもありますので、症状に心当たりのある方は早めに病院へ相談しましょう。

大阪府枚方市にある長尾台診療所では、「待ち時間の少ない診療」をモットーに、地域のみなさまに愛される診療所を目指しています。内科・小児科・胃カメラ大腸カメラをはじめ、ダイエット目的の漢方処方・プラセンタ注射・にんにく注射等などの処方も行い、毎日多くの患者様にご利用頂いています。

また、年始(1/1~1/3)以外は年中無休で、休日診療夜間診療も行っていますので、お子さんの急な体調変化や応急処置が必要な時にも安心です。枚方市周辺にお住まいの患者様だけでなく、京都府八幡市や交野市・京田辺市・寝屋川市などから通う患者様も多いので、普段と違う体調の変化を感じた時はすぐに長尾台診療所へご相談ください。

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