長尾台診療所Web相談室

ストレスには段階がある?

現代では、多くの方がストレスを抱えています。しかし、自分がどれだけストレスを溜め込んでいるのか判断するのは簡単なことではありません。ストレスサインを知ることで、ストレスとうまくつき合っていきましょう。

小さなサインに気づきにくい「警告期」

「ちょっと疲れたな」と感じ始めるのが警告期です。血圧の変動は少し見られますがそれほど大きいものではなく、この時点ではまだ深刻な状態に発展する可能性は低いです。そのため、自分にストレスがかかっていることを自覚する方は少ない傾向にあります。この時期で感じる心と身体の不調は全て「些細なもの」として、特に気にせず過ごしてしまう方がほとんどです。

徐々に心と身体に変化が出る「抵抗期」

抵抗期では、自分がストレスを溜めていることを徐々に自覚し始める頃です。この時期は、ストレスによるダメージに負けないようにと心と身体が抵抗をし、身体への負担が大きくなります。

自律神経などへの影響も出始め、疲労を感じないようにアドレナリンを過剰に分泌したり、逆に分泌が少なくなることで急激にやる気が出なくなったりしてしまいます。「動悸が頻繁に激しくなる」「冷や汗が止まらない」といった場合には、抵抗期まで進行している可能性が高いです。

すぐに治療が必要になる「疲憊(ひはい)期」

ストレスによって心と身体が疲れきった状態のことを疲憊期といいます。不安感や切迫感に襲われ、自分が自分でなくなるような感覚に陥ることがあります。睡眠障害や食欲不振、高血圧といった症状が出始め、悪化するとうつ病や胃潰瘍など本格的な病気に発展することが多くあります。

大阪の枚方市にある長尾台診療所の内科では、うつにお悩みの患者様の受診を行っています。薬を処方するだけでなく、きちんとお話をうかがうことも大切にしていますので、お気軽にご相談ください。休日診療夜間診療も受け付けています。
その他にも、小児科や予防接種、胃カメラ大腸カメラ検査にも対応しており、枚方市内からはもちろん、京都府八幡市・京田辺市周辺からも多くの方にご来院頂いております。枚方市の近くで内科をお探しの方は、ぜひ長尾台診療所までお越しください。

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