たばこと上手く付き合おう!~喫煙によるリスクとは?~
喫煙は自分自身だけではなく、周りの人にも大きな影響を与えます。喫煙の際には、しっかりとマナーを守り、健康に関心をもつことが大切です。こちらでは、喫煙によるリスクをご紹介します。
喫煙者の割合は?
たばこによる健康への影響が大きく取り上げられるようになったこともあり、習慣的にたばこを吸う人の割合は減っています。
2016年の日本たばこ産業(JT)調べでは、全国で19.3%の喫煙率。前年の2015年は19.9%でしたので、全体の喫煙率は減少傾向にあります。特に男性の喫煙者の減少は激しく、2015年には31.0%、2016年に29.7%とマイナスになっています。
たばこを長年吸っている人にとって、急にやめることは大きなストレスになってしまい危険ですが、やめられるきっかけがあるのならやめておいても良いのは確かです。喫煙量を減らすというだけでも、健康にとって良い要素があります。禁煙を始める際は、まずはやめるのではなく、喫煙量を減らすという選択肢を選ぶことをおすすめします。
喫煙のリスクをおさらい!
たばこの煙には200種類以上の化学物質が含まれており、そのうち約60種類に発がん性があることが確認されています。これらの物質は主に肺胞、口腔や気道、胃から吸収され、全身の臓器に影響を与えます。たばこと関連が深いがんは、肺がんや咽頭がん、口腔がんなどです。がんの他にも循環器疾患、呼吸器疾患、糖尿病、妊娠時の異常など様々な病気へと発展する可能性があります。
また、喫煙の問題の一つとして挙げられるのが、受動喫煙です。喫煙者が吸い込むたばこの煙の化学物質は、喫煙者が吐き出す煙の中、燃焼部分から出る煙の中にも存在しており、たばこを吸わない人がその煙を吸い込んでしまうことで、風邪や肺炎などを起こしやすくなります。たばこを吸うのであれば、周りの人のことを考えるのはもちろん、本数にも関心をもつべきです。
増えている場合や吸うペースが速すぎる場合には少し自制していくことも必要でしょう。ちょっとした自制を心掛けることで、数量を減らしていくことができる場合もあります。
たばこは様々なガンの発がん率を高めるリスクがあります。特に注意したいのが大腸がんですので、早い段階で内科へ受診し、内視鏡・胃カメラ・大腸カメラの検査を受けましょう。
八幡市で内科・小児科の診療、検査をお考えの方は、枚方市にある長尾台診療所へご相談ください。長尾台診療所は、内科・小児科の他に、胃腸科・放射線科・リハビリテーション科と幅広い診療に対応しています。初診予約は必要なく、休日診療・夜間診療にも対応しますので、八幡市や寝屋川市にお住まいの方でもお気軽にご利用頂けます。
診療時間は、診察・検査・予防接種などの内容により異なりますので、ご利用の際は診療時間を確認した上で、お間違えのないようにお越しください。八幡市や枚方市からのご来院をお待ちしています。