予防接種・ワクチンのお知らせ
当院では、地域のみなさまのご健康をお守りするために、様々な予防接種を行っております。大人になってからかかると重症化しやすい病気ばかりですので、子供の時に予防接種を受けておくことはとても大切な事です。乳幼児や児童の予防接種は保護者の責任ともいえるでしょう。恐ろしい感染症から赤ちゃんを守るために最も確実な方法は予防接種しかないのです。この様な大切なワクチンを皆さまに気軽に接種していただけるよう、当院ではほとんどのワクチンを予約なしで接種可能です。
定期予防接種に関しては予約不要で、子供の定期接種は無料となりますので、問診票にご記入の上、直接ご来院ください。定期予防接種でない、シルガード9(子宮頸がん予防ワクチンの1つ)、髄膜炎菌ワクチン、A型肝炎ワクチン、狂犬病ワクチン、ガス壊疽抗毒素、ボツリヌス抗毒素、まむし抗毒素、はぶ抗毒素等は取り置きがございませんので、予約が必要です。また、ワクチン接種証明書(日本語・英語)も発行可能です。日本語証明書:2000円、英語証明書:3000円です。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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8:30〜12:00 17:30〜20:00 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
【休診日】
長尾台診療所(胃カメラ・大腸カメラ以外の部分);年末年始(12/31午後診(午前診はあり)〜1/3)
胃カメラ・大腸カメラ:年末年始(12/31〜1/3)
【休館日】
デイケアセンター:日曜日、年末年始(12/31〜1/3)
居宅介護支援センター:日曜日、年末年始(12/31〜1/3)
予防接種・ワクチンのご案内
予防接種をお受けになる方は、ご自宅にて体温を測ってきてください。
当院では予防接種の患者様については予約をとらずに、来院されたらすぐ接種を行い、迅速にお帰りいただくように心掛けていますので、検温はご自宅にてお願いいたします。37.4度以下であれば予防接種を行えます。37.5度以上の明らかな発熱がある場合は残念ながら、ワクチン接種が出来ませんので、体調が回復されてから改めて接種をお願い致します。
日曜祝日は救急の患者様優先のため、予防接種を原則行っておりません。
現在、予防接種は月曜~土曜に実施しておりますが、日曜祝日は救急の患者様優先のため、予防接種を原則行っておりません。なるべく、月曜~土曜までにご来院ください。予約不要です。どうしても日曜祝日しか接種できない様であればお申し付けください。接種いたします。
ワクチンの同時接種を行っています。
ワクチンの同時接種を行っておりますのでご希望の方はお申し付けください。ヒブと肺炎球菌ワクチンを同時接種した小児に死亡例が多発したこともあり、以前は同時接種に否定的な意見がありましたが、現在では同時接種は全く問題なく全国で行われており、むしろ日本小児科学会でも推奨されています(http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/doji_sessyu20201112.pdf)。子供たちは打たなければいけない予防接種が非常に多く、全ての予防接種を打とうとすれば同時接種せざるを得ませんし、病院に行く回数も少なくて済みます。ワクチン同時接種希望の方はどんどんお申し付けくださいね。
予防接種の受け方について
定期予防接種に関しては予約不要で、子供の定期接種は無料となりますので、問診票にご記入の上、直接ご来院ください。定期予防接種でない、シルガード9(子宮頸がん予防ワクチンの1つ)、髄膜炎菌ワクチン、A型肝炎ワクチン、狂犬病ワクチン、ガス壊疽抗毒素、ボツリヌス抗毒素、まむし抗毒素、はぶ抗毒素等は取り置きがございませんので、予約が必要です。接種時にはお子さんは保護者が同伴し、必ず母子健康手帳、健康保険証等をご持参ください。ご高齢の方は、健康保険証等、住所、年齢の確認できるものをご持参ください。
予防接種時の注意事項
- 予防接種は、体調の良いとき(体温37.4度以下)に受けてください。
- 接種前に必ず予防接種のお知らせを読み、予防接種の有効性や副反応について理解した上で接種してください。
- 予防接種を受けた後、何かございましたらすぐにご連絡ください。
- 接種当日の入浴は差し支えありませんが、接種部分をこすることはやめてください。
- 接種当日の激しい運動は避けてください。
年代別 予防接種一覧
ご覧になりたい年代をお選びください。
子どもの予防接種
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予防接種種目 | 対象 ()内は標準的接種年齢 |
標準的な接種方法と注意事項等 | 料金 (自費の場合) |
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ロタ | ロタテック(5価) 出生6週0日後から32週0日後まで (初回接種開始は、生後2月から出生14週6日後まで) |
27日(4週間)以上の間隔をおいて3回経口投与する。 | 無料 (8,000円) |
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ロタリックス(1価) 出生6週0日後から24週0日後まで (初回接種開始は、生後2月から出生14週6日後まで) |
27日(4週間)以上の間隔をおいて2回経口投与する。 | 無料 (13,000円) |
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※ロタテック・ロタリックスどちらのワクチンも同等の効果があります。最後まで同じワクチンを接種してください。 | |||||||
B型肝炎 | 1歳未満 (生後2か月〜9か月未満) |
1回目接種後、27日(4週間)以上あけて2回目を接種 1回目接種後、139日(20週間)以上あけて3回目を接種 |
無料 (5,000円) |
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ヒブ (インフルエンザ菌b型) |
生後2か月以上5歳未満 (初回:生後2か月〜7か月未満) |
開始が生後2か月〜7か月未満の場合(初回3回・追加1回) | 初回 | 27日〜56日(4週間〜8週間)の間隔で1歳までに3回または2回接種 | 無料 (7,000円) |
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開始が生後7か月〜1歳未満の場合(初回2回・追加1回) | 追加 | 初回接種終了後、7か月〜13か月の間隔で1回接種 | |||||
開始が1歳〜5歳未満の場合 | 1回接種 | ||||||
小児用肺炎球菌 | 生後2か月以上5歳未満 (初回:生後2か月〜7か月未満) |
開始が生後2か月〜7か月未満の場合(初回2回・追加1回) | 初回 | 27日(4週間)以上の間隔で1歳までに3回接種 | 無料 (10,000円) |
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追加 | 初回接種終了後、60日以上あけて、1歳〜1歳3か月までに1回接種 | ||||||
開始が生後7か月〜1歳未満の場合(初回2回・追加1回) | 初回 | 27日(4週間)以上の間隔で1歳までに2回接種 | |||||
追加 | 初回接種終了後、60日以上あけて、1歳以降に1回接種 | ||||||
開始が1歳〜2歳未満の場合 | 60日以上あけて2回接種 | ||||||
開始が2歳〜5歳未満の場合 | 1回接種 | ||||||
4種混合 ジフテリア、百日ぜき、破傷風、不活化ポリオ |
1期 | 初回 | 生後3か月以上7歳6か月未満 (初回:生後3か月〜1歳未満) |
20日〜56日(3週間〜8週間)の間隔で3回接種 | 無料 (9,000円) |
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追加 | 初回接種終了後、12か月〜18か月の間に1回接種 | ||||||
不活化ポリオ | 生後3か月以上7歳6か月未満 | 3週間以上の間隔で3回接種、初回接種後6か月以上の間隔をあけて4回目 | 8,000円 | ||||
破傷風 | 年齢に関係なくいつでも接種可 | 3~8週間隔で2回接種 初回接種後12~18か月後に3回目 |
3,000円 | ||||
BCG(結核) | 1歳未満 (生後5か月〜8か月未満) |
1回接種 | 無料 (7,000円) |
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麻しん風しん (MR) |
1期 | 1歳以上2歳未満 | 1回接種 | 無料 (8,000円) |
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2期 | 5歳以上7歳未満で次年度小学生になる人 | 1回接種 ●2期の実施期間は4月1日から翌年3月31日まで | |||||
麻しん(はしか) | 年齢に関係なくいつでも接種可 | 1回接種 | 5,000円 | ||||
風しん | 1歳以上 | 1回接種 | 5,000円 | ||||
水痘(水ぼうそう) | 1歳以上3歳未満 (1回目:1歳〜1歳3か月) |
1回目接種後、6か月〜12か月の間に2回目を接種 (3か月以上あければ接種可) |
無料 (7,000円) |
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日本脳炎 | 1期 | 初回 | 生後6か月以上7歳6か月未満 (初回:3歳〜4歳) |
6日〜27日(1週間〜4週間)の間隔で2回接種 | 無料 (6,000円) |
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追加 | 初回接種終了後、約1年後(11か月〜13か月)に1回接種 (6か月以上あければ接種可) |
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2期 | 9歳以上13歳未満 (9歳〜10歳) |
1回接種 | |||||
特例接種 | 平成7年4月2日〜平成19年4月1日生まれで、20歳未満の人 | 4回接種のうち不足分を接種 | |||||
2種混合2期 ジフテリア・破傷風 |
11歳以上13歳未満 (11歳〜12歳未満) |
1回接種 | 無料 (4,000円) |
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子宮頸がん予防 (HPVワクチン) |
小学校6年生〜高校1年生相当の年齢の女性(中学1年生相当) | 2価ワクチン(サーバリックス):1回目から1か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目 | 無料 (15,000円) |
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4価ワクチン(ガーダシル):1回目から2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目 | |||||||
9価ワクチン(シルガード9):1回目から2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目 | 無料 (28,000円) |
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インフルエンザ(ウイルス) | 生後6か月以上13歳未満 | 1回目接種後、2〜4週間あけて2回目を接種 | 2,000円 | ||||
おたふくかぜ (流行性耳下腺炎) |
1歳以上 | 1回目接種後、2〜6年あけて2回目を接種 | 5,000円 | ||||
A型肝炎 | 1歳以上 | 2~4週間間隔で2回接種、1回目から24週間後に3回目 | 7,000円 | ||||
狂犬病 | 年齢に関係なくいつでも接種可 |
ラビピュール筋注用ワクチン |
15,000円 | ||||
髄膜炎菌 | 2歳以上 | 1回接種 | 22,000円 |
●上記の標準的な接種間隔を超えてしまった場合でも、定期接種の年齢内であれば定期の予防接種として無料で接種できます。
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成人の予防接種
予防接種種目 | 対象 ()内は標準的接種年齢 |
標準的な接種方法と注意事項等 | 料金 (自費の場合) |
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インフルエンザ (ウイルス) |
13歳以上 | 1回接種 | 3,000円 |
帯状疱疹予防 (帯状疱疹ワクチン) |
50歳以上 | 生ワクチン(水痘ワクチン):1回接種 有効性50%程度 |
7,000円 |
不活化ワクチン(サブユニットワクチン)(シングリックス):1回目接種後、2ヶ月あけて2回目を接種 有効性95%程度あり、こちらの接種が推奨されている |
20,000円 |
風しん抗体検査と予防接種(定期接種と任意接種)
★昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、2025年3月31日までの期間に風しん抗体検査と予防接種を公費(1回限り無料)で受けられます。(追加的対策:風しん第5期)
◎助成制度を利用できるのは1回のみです。
種目 | 対象者 | 注意事項 | 料金 | 受け方 | |
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抗体検査 | 妊娠を希望する女性等 | 19歳以上の市民で ①妊娠を希望する女性 ②妊娠を希望する女性の配偶者(同住所) ③妊婦の配偶者(同住所) |
過去に風しん抗体検査を受け十分な抗体があることが判明し、風しん等の予防接種を行う必要のない人、追加的対策で抗体検査を受けた人を除く | 無料 |
【申込】 【持ち物】 |
追加的対策 | 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性 【令和元年度から3年間実施】 |
平成26年4月以降に受けた抗体検査が陽性であり、結果を保持している人を除く | 無料 | ||
予防接種 | 妊娠を希望する女性等 | 抗体を持たない19歳以上の下記の人(抗体検査結果を持参) ①妊娠を希望する女性 ②妊娠を希望する女性の配偶者(同住所) ③妊婦の配偶者(同住所) |
風しん単抗原又は麻しん風しん混合ワクチン(MR)を接種。接種が必要な抗体価の基準値については当院でご確認ください ◎任意接種 |
風しん単抗原ワクチン :1,000円 麻しん風しん 混合ワクチン(MR) :3,000円 |
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追加的対策 | 抗体検査の結果、抗体価を十分に獲得できていない昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性 【令和元年度から3年間実施】 |
麻しん風しん混合(MR)ワクチンを接種。接種が必要な抗体価の基準値については当院でご確認ください ●定期予防接種(風しん第5期) |
無料 |
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高齢者の予防接種
予防接種種目 | 対象者 | 実施期間 | 受け方 | 料金 (自費の場合) |
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高齢者肺炎球菌 (ニューモバックス) |
◎今までに高齢者肺炎球菌(ニューモバックスワクチン)を1回も接種したことがない(他市で接種した人および、全額自己負担での接種を含む)下記の人が対象です。 ①4月1日から翌年3月31日の間に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる人 ②60〜65歳未満の心臓・腎臓・呼吸器の機能障害及びヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害があり身体障害者内部障害1級と認定されている人 |
4月1日〜翌年3月31日 |
【申込】 当院に直接ご来院ください。予約不要です。 【持ち物】 健康保険証(②の対象者は、身体障害者手帳)等年齢、要件の確認できるもの |
2,000円 (7,000円) |
高齢者インフルエンザ 高齢者新型コロナ(ウイルス) |
①65歳以上の人 ②60〜65歳未満の心臓・腎臓・呼吸器の機能障害及びヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害があり身体障害者内部障害1級と認定されている人 |
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高齢者インフルエンザ 1,500円※ (3,000円) 高齢者新型コロナ 3,000円※ (15,000円) |
※下記に該当する人は接種料金の免除制度があります。詳しくは保健センター(母子保健担当)までお問い合わせください。
受診(接種)日時点で、①〜③に該当する枚方市民。①生活保護受給者②市民税非課税世帯(世帯全員が非課税)③中国残留邦人等支援給付者
予防接種種目 | 対象 ()内は標準的接種年齢 |
標準的な接種方法と注意事項等 | 料金 (自費の場合) |
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帯状疱疹予防 (帯状疱疹ワクチン) |
50歳以上 | 生ワクチン(水痘ワクチン):1回接種 有効性50%程度 |
7,000円 |
不活化ワクチン(サブユニットワクチン)(シングリックス):1回目接種後、2ヶ月あけて2回目を接種 有効性95%程度あり、こちらの接種が推奨されている |
20,000円 |
高齢者肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)の接種費用助成について
対象 | 接種方法と注意事項等 | 接種料金 (自費の場合) |
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①75歳以上の人 ②65歳以上の後期高齢者医療被保険者 但し、助成での接種は生涯1回限り |
【注意事項】 前回の接種から5年以上あける ※公費での接種は1回限りです(定期接種を含む) |
3,500円 (7,000円) |
(注)高齢者肺炎球菌予防接種の再接種は前回から必ず5年以上あけてください。5年以内に接種した場合は、腕の腫れ等の副反応が強く出る場合があります。
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他の予防接種との間隔
令和2年10月1日から他の予防接種との間隔が変更になりました。予防接種後他のワクチンとの間隔をあける必要があるのは、ロタを除く注射生ワクチンです。ただし、新型コロナワクチン予防接種の前後2週間は他の予防接種はできません。
●は定期予防接種、◎は任意予防接種です。
(注)同じ種類のワクチンを接種する場合は既定の間隔をあけてください。
★医師が特に必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができます。
当院で受けられる予防接種
- BCG
- 四種混合・三種混合・二種混合
- ポリオ
- MR、風しん
- 日本脳炎
- みずぼうそう
- B型肝炎
- Hib
- 小児用肺炎球菌
- おたふくかぜ
- インフルエンザ
- ロタ
- A型肝炎
- 髄膜炎菌
- 子宮頸がん
- 成人用肺炎球菌
- 狂犬病ワクチン
- 帯状疱疹ワクチン
BCGワクチン
結核の予防接種です。結核予防法に定められています。
四種混合(DPT-IPV)・三種混合(DPT)・二種混合(DT)ワクチン
ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオの予防接種です。
ポリオワクチン
小児マヒ、急性灰白髄炎を防ぐ予防接種です。
MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)、風しんワクチン
麻疹(はしか)と風疹の混合ワクチンです。現在風しんワクチン、風しん抗体検査に対する枚方市からの助成が開始されました。
日本脳炎ワクチン
注射を打った部分が腫れるケースがあります。あまり腫れがひどくなれば、ご来院いただければ処置します。
みずぼうそう(水痘)ワクチン
軽く済むと思われがちですが、死亡者を含めて重症になる方が意外に多い病気のため、接種をおすすめします。
B型肝炎ワクチン
2016年10月から定期接種が開始。2016年4月1日以降生まれのお子様が対象で、0歳の間に3回接種が必要です。
Hibワクチン(ヒブワクチン)
髄膜炎、のどの喉頭蓋炎、肺炎などを起こすヘモフィルス・インフルエンザ菌b型感染症のワクチンです。
小児用肺炎球菌ワクチン
細菌性髄膜炎などの侵襲性肺炎球菌感染症を予防する小児用肺炎球菌ワクチンです。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチン
かかると耳の下の耳下腺がはれますが、無菌性髄膜炎、難聴になることもある重大な病気です。
インフルエンザワクチン
冬場には、インフルエンザワクチンの接種を行います。流行する前に接種されることおすすめします。
ロタワクチン(ロタリックス・ロタテック)
冬から春に多くみられる小児の胃腸炎の原因ウイルスの1つです。2歳までの小児は重症化しやすいため、接種をおすすめします。
A型肝炎ワクチン
手や食べ物についたウイルスを口から摂取することで人間に感染するA型肝炎ウイルスを予防するワクチンです。
髄膜炎菌ワクチン
日本ではほとんど報告がありませんが、海外に渡航されたり留学されたりする場合は、先方より接種証明を求められることもあります。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)
子宮頸がんに対するワクチンです。60%の女性の子宮頸がんを防ぐことができ、20年間有効であるといわれています。
成人用肺炎球菌ワクチン(高齢者肺炎球菌ワクチン)
高齢者で細菌性肺炎の原因の多くを占める肺炎球菌。抗菌薬が効かない耐性菌が多く、ワクチンによる予防が望まれます。
狂犬病ワクチン
狂犬病ウイルスは日本にはいませんが、治療法のない感染症ですので、感染リスク地域へ渡航される際は狂犬病ワクチンを事前に接種することが重要です。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹を予防するワクチンです。80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。
結核の予防接種です。結核予防法に定められています。ワクチンを打った後、普通は2~3週間後にぽつぽつと腫れてきて、うみが出ることもありますが、数か月で自然に治ります。結核とは「結核菌」という細菌による慢性感染症で、明治時代から昭和20年代までの長い間「国民病」「亡国病」と恐れられ、国をあげての予防や治療に取り組んだ結果、死亡率は往時の百分の一以下にまで激減しました。ただ最近は、一般の人のみらなず医療従事者も結核への関心が低下しているために発見が遅れる場合があり、学校でも集団感染が散見され、若年者にも広がってきています。ワクチンによる予防が必須です。
ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオの予防接種です。以前は生ワクチンであったポリオワクチンが不活化ワクチンとして三種混合ワクチンの中に組み込まれ、四種混合ワクチンとなりました。ただ、一度でも三種混合ワクチンや単独ポリオワクチンを接種された方は四種混合ワクチンは接種できませんのでご注意ください。また、注射を打った部分が腫れるケースがございますので、あまり腫れがひどくなれば、ご来院いただければ処置いたします。
小児マヒ、急性灰白髄炎を防ぐ予防接種です。スポイトで口に入れる経口タイプの生ワクチンは現在接種終了し、2012年9月より単独不活化ポリオワクチンが定期接種(無料)にて接種可能となりました。
お知らせにもありますように現在、生ワクチン接種によりポリオを発症し、麻痺を来した小児がニュースで相次いで報道され、不活化ワクチンを求める声が高まったために、不活化ポリオワクチンが早期認可されました。ポリオ予防目的で接種したワクチンで、子供がポリオを発症し麻痺まで来してしまえば、ご家族のご無念と言えば、筆舌に尽くしがたいものがあるかと思います。不活化ポリオワクチンを3種混合ワクチンと合わせて、4種混合としても接種できるようになりました。
麻疹(はしか)と風疹の混合ワクチンです。接種の1週間後に発熱する場合があります。発熱した場合はご来院ください。
MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン) 最近、風しんの流行に伴い、接種される方が増えています。風しん患者の7割以上は男性で、うち20代~40代が8割を占めます。20~40代の男性の15%(20代 8%、30代 19%、40代 17%)が風しんへの抗体を持っていません。一方、20~40代の女性の4%が風しんへの抗体を持っておらず、11%では感染予防には不十分である低い抗体価です。抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が起こる可能性があります。平成24年からの流行の影響で、平成24年10月から平成25年9月15日までに、19人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。これからも先天性風しん症候群の患者は増加する見込みです。抗体を持っていない方が20~40代に多いため、この年代の方は風疹ワクチンを積極的に接種する必要があります。
また、自費で接種することも可能です。
日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスにより起こる病気で、蚊を介して感染します。以前は子どもや高齢者に多くみられた病気です。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。発症した方の20~40%が亡くなると言われ、また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまいます。ワクチンによる予防が必須です。注射を打った部分が腫れるケースがありますが、ご来院いただければ処置致します。
水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。その潜伏期間は感染から2週間程度と言われています。発症すると全身に強いかゆみを伴った水を含んだような発疹が出るのが特徴で、発熱も来します。成人での水痘も稀に見られますが、成人に水痘が発症した場合、水痘そのものが重症化するリスクが高いと言われています。特に女性で、成人してから発症しますと、顔にも発疹が多発し水疱の跡が残るため、ワクチンによる予防が必要です。2014年から定期接種となり、無料にてワクチンが接種できるようになりました。
ほとんどの方はなじみがないワクチンかと思われますし、今まで実際医療関係者以外は、ほとんどB型肝炎ワクチンは接種されていませんでした。ただ、B型肝炎は外国ほど多くはありませんが、日本でも性交渉や血液を介しての感染が頻回に認められています。急性B型肝炎は劇症化しますと、生命にかかわりますし、慢性B型肝炎となると肝臓に癌が出来たり、肝硬変になったりします。このため、2016年10月から定期接種が開始され、無料で接種出来るようになりました。
ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型感染症のワクチンです。この菌は髄膜炎、のどの喉頭蓋炎、肺炎などを起こします。病気にかかると非常に重症化しやすいので、2013年度より定期接種となりました。とくに髄膜炎による後遺症として、発達・知能・運動障害などのほか、難聴(聴力障害)がおこることがあります。喉頭蓋炎になるとたいへん重症になり、空気の通り道が狭くなり窒息して死亡することも少なくありません。合計4回接種しますので、生後2か月から小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンなどとの同時接種が可能です。
細菌性髄膜炎などの侵襲性肺炎球菌感染症を予防する小児用肺炎球菌ワクチンです。細菌性髄膜炎予防に非常に効果的でなるべく早期の接種をお勧めします。もし感染を起こし髄膜炎になると後遺症として、発達・知能・運動障害などのほか、難聴(聴力障害)がおこることがあります。ワクチン接種後2,3日経ってから発熱、鼻水等の風邪のような症状を来すことがあります。その場合はご来院ください。このワクチンもヒブワクチンと同様、2013年度より定期接種可能となりました。合計4回接種が必要ですので、なるべく、ヒブワクチンやB型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン、4種混合などとの同時接種が望まれます。
かかると耳の下の耳下腺がはれますが、無菌性髄膜炎、難聴になることもある重大な病気です。おたふく風邪は正式には流行性耳下腺炎といい、感染力が強い病気です。唾液を分泌する耳下腺と顎下腺が腫れて痛み、発熱します。原因となるのはムンプスウイルスで、特に幼児~小学校低学年くらいまでの小児に多く発症します。「子どもの時に発症すると軽症で済む」などといわれることがありますがこれは正確ではなく、小児でも合併症を引き起こし、後遺症が残る可能性があり危険です。合併症としては無菌性髄膜炎・膵炎・感音性難聴(ムンプス難聴)があり、また思春期以降の男性は精巣炎、思春期以降の女性は卵巣炎などが挙げられます。ワクチン接種後の無菌性髄膜炎等の問題があり,定期接種が一旦中止となりましたが、再度の定期接種化が望まれています。接種をお勧めします。
冬場には、インフルエンザワクチンの接種を行います。流行する前に接種されることおすすめします。予防接種をしておけば、もしかかった場合でも非常に症状が軽くてすみます。また、妊婦用ワクチン(チメロサール非含有ワクチン)もご用意いたしております。チメロサール含有ワクチンでも特に妊婦に問題ありませんが、在庫がある場合はチメロサール非含有ワクチンを接種いたします。10月下旬より12月下旬まで夜診5:30~8:00は2診体制で診療を行っており、1診をインフルエンザワクチン接種専用としております。特に土曜午前診は混雑が予想されますので、もし可能であれば月~土の夜診に来ていただければ、インフルエンザワクチンは比較的スムースに接種できるかと思います。
生後6ヶ月~13歳未満は2~4週間空けて2回(1回2,000円)、13歳以上は1回接種(3,000円)です。65歳以上の枚方市民の方には助成があり、1,500円(1回接種)です。6ヶ月未満のお子様には接種が認められておりません。13歳以上は1回接種で構いませんが、受験生等、絶対にインフルエンザにかかりたくない方や、かかっても軽く済ませたい方は2回接種をお勧めします。これは、インフルエンザワクチンによる抗体は出来にくいためです。また、インフルエンザワクチンはあらかじめ流行する可能性のある株を予想し、ワクチンを製造していますので、予想が外れますと全く効果がありません。インフルエンザワクチンはインフルエンザを完全に予防するわけではなく、もしかかった場合でも症状を軽くする効果があると考えていただいた方が正しいです。
ロタウイルスとは冬から春に多くみられる小児の胃腸炎の原因ウイルスの1つで、症状は嘔吐、発熱、下痢(白色となる)がひどく、2歳までの小児は重症化しやすいのが特徴です。海外では以前より接種されていたのですが、日本でも承認され、2011年より接種可能となりました。ロタリックスとロタテックという2種類の予防接種薬があり、ロタテックの方が効果が高いため、当院ではロタテックを使用しています。
ただ、ロタリックスは生後6ヶ月までに4週間空けて2回接種でいいのに対し、ロタテックは3回接種が必要です。どちらも経口タイプの予防接種となります。この時期の小児はヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、4種混合、BCGと予防接種が目白押しでスケジュール的にもお母様方の負担は多大なものとなりますが、毎年たくさんの小児がロタウイルス胃腸炎で入院していることをかんがみると、予防接種をお勧めします。副反応としての腸重積発症率が増加するため、生後8ヶ月までに3回の経口摂取をすべて終わらせる必要があります。2020年10月から定期接種となり、無料です。
ほとんどの方はなじみがないワクチンかと思われますし、実際医療関係者でも、ほとんどワクチンは接種されていません。A型肝炎ウイルスは手や食べ物についたウイルスを口から摂取することで人間に感染すると言われています。感染しても重症化することはほとんどなく、大抵は一過性で終わりますが、なかには劇症化して、生命にかかわることもあります。海外にはA型肝炎が流行している国もたくさん存在し、定期接種となっている国もあります。大人になってからのA型肝炎感染予防のためにも予防接種をお勧め致します(A型肝炎ワクチンは予約が必要です)。
髄膜炎菌は鼻やのどから体内に入り、感染を引き起こします。細菌が頭の髄液の中に入り、感染が起こると髄膜炎という重篤な感染症を引き起こします。髄膜炎菌による髄膜炎はその他の細菌による髄膜炎よりも進行が非常に早く、重篤となり易いため、非常に危険です。もし感染を起こし髄膜炎になると後遺症として、発達・知能・運動障害などのほか、難聴(聴力障害)がおこることがあります。日本ではほとんど報告がありませんが、海外には流行している地域もありますので、海外に渡航されたり留学されたりする場合は、先方より接種証明を求められることもあります。日本では任意接種となりますので、ご希望の方はお申し付けください(ワクチンは取り寄せとなりますので、予約が必要です)。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、乳がんと同様に増えてきている子宮頸がんに対するワクチンです。60%の女性の子宮頸がんを防ぐことができ、20年間有効であるといわれています。その意味では、接種をぜひお勧めしたいワクチンです。子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。子宮頸部に感染するHPVの感染経路は、性的接触と考えられます。HPVはごくありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性のうち50%~80%は、HPVに感染していると推計されています。性交渉を経験する年頃になれば、男女を問わず、多くの人々がHPVに感染します。そして、そのうち一部の女性が将来高度異形成(前がん病変)や子宮頸がんを発症することになります。性行為を行ってヒトパピローマウイルス(HPV)に感染する前にワクチンを接種する必要がありますので、25歳くらいまでが接種年齢として妥当です。それ以降に接種しても効果はあまり認められないとのデータも出ております。
子宮頸がんワクチンにはサーバリックス・ガーダシルと2種類あり、サーバリックスかガーダシルかどちらを接種するかは難しい判断で、専門家でも意見の分かれているところですが、サーバリックス、ガーダシルどちらも、一度接種を始めたら、3回目まで他方に変更出来ません。2つの違いは簡単に言うと、サーバリックスは子宮頸がんに対してガーダシルよりも若干効果が高い可能性があるが、尖圭コンジローマという性病には効果がありません。ガーダシルは子宮頸がんに関してはサーバリックスより若干効果は落ちる可能性があるが、尖圭コンジローマも予防出来る、というものです。ただ現在のところ、この2つのワクチンに子宮頸がん予防効果に関しては差は出ておりません。しかし、サーバリックスの方がガーダシルよりHPV抗体価が高くなりますので、サーバリックスの方が長期にわたり効果が持続する可能性があります。尖圭コンジローマは死ぬ病気ではありませんし、どちらかと言えば珍しい病気ですので、子宮頸がんの事だけを考えればサーバリックスに軍配が上がります。しかし、今後長期的なデータが蓄積され、子宮頸がんに対してのサーバリックスとガーダシルの予防効果がもし同じであると結論付けられるなら、尖圭コンジローマにも予防効果があるガーダシルに軍配が上がるでしょう。また、最近、ガーダシルよりもさらに多くのHPVジェノタイプ予防に効果のあるシルガード9が2020年7月に製造販売が日本でも承認されました。今後、このシルガード9がメインとなっていくものと思われます。
サーバリックス、ガーダシルどちらも予防できるのは一部の子宮頸がん、一部の尖圭コンジローマです。接種すれば、絶対にその病気にはかからない、という訳ではありませんのでご注意ください。
2013年6月に接種後の副反応として慢性疼痛や失神などの症状が多発したため、今まで厚生労働省は子宮頸がんワクチンを積極的には推奨していませんでした。その後の調査の結果、ワクチン接種と症状は無関係である可能性が高いことが判明しました。ただ、このような状況では今まで、子宮頸がんワクチン接種を控えておられた方が多くいらっしゃいます。最近の報告では、HPVワクチンと子宮頸がん検診が最も成功しているオーストラリアでは2028年に世界に先駆けて新規の子宮頸がん患者はほぼいなくなるとのシミュレーションがなされました。日本においてこのままHPVワクチンの接種が進まない状況が今後も改善しないと、子宮頸がんの予防において世界の流れから大きく取り残される懸念があります。HPVワクチンは2013年4月に定期接種化されましたが現在、自治体から接種対象者に個別に接種を奨めるような積極的勧奨は中断されています。しかし定期接種としての位置づけに変化はなく、公費助成による接種は可能ですし、接種すべきであると当院では考えています。そしてついに厚労省は2013年6月から中止していた積極的な子宮頸がんワクチン勧奨の再開を2021年11月に決定しました。これに伴い、積極的な勧奨を中止していた間に接種対象だった1997~2005年度生まれの女性も無料で接種を受けられます(キャッチアップ接種)。また、2023年4月より、今まで自費のため非常に高価であった9価ワクチン(シルガード9)が定期接種としての使用が可能となり、無料となります。HPVワクチンは同じ種類を3回接種するのが原則であり、サーバリックス、ガーダシルを注射中の方は途中でシルガード9には変更できません。詳しくは下記枚方市ホームページをご覧ください。
枚方市 HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの予防接種について https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000002360.html
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肺炎球菌は成人、特に高齢者では細菌性肺炎の原因の多くを占めて、重症化しやすいため大変問題になります。抗菌薬が効かない耐性菌が多く、ワクチンによる予防が望まれます。2014年10月より定期接種となりました。このワクチンの予防効果は 5 年以上持続するとされていますが、接種により上昇した抗体価は時間の経過とともに低下し、高齢者や呼吸器、循環器に基礎疾患を持っている人では低下しやすい傾向にあることも報告されています。抗体価の低下は肺炎球菌感染症の重症化リスクの増加につながるおそれがあるため、抗体価を維持するために5年ごとの再接種が必要と考えられています。
狂犬病ウイルスは日本にはいませんが、先進国を含む世界のほとんどの国で、狂犬病ウイルスをもった動物が存在し、全世界で毎年多くの方が死亡しています。狂犬病に感染した動物に咬まれたり、引っ掻かれたりすることで感染します。発症すると100%死亡する、治療法のない感染症ですので、感染リスク地域へ渡航される際は狂犬病ワクチンを事前に接種し、野犬や動物と接触しないよう心がけてください。
帯状疱疹は、多くの人が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こる皮膚の病気です。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内(神経)に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。
発症すると、体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。また皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、痛みが現れます。これはピリピリと刺すような痛みで、夜も眠れないほど激しい場合があります。神経の損傷がひどいと、皮膚の症状が治った後も、痛みが続きます(帯状疱疹後神経痛(PHN))。
日本人成人の90%以上は、このウイルスが体内に潜伏していて、帯状疱疹を発症する可能性があります。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。帯状疱疹は免疫力の低下が原因で発症します。帯状疱疹にならないためには、食事のバランスに気をつける、睡眠をきちんととるなど、日頃から体調管理を心がけることが大切です。
帯状疱疹について50歳以上の方は、ワクチン接種で予防することができます。帯状疱疹ワクチンには、不活化ワクチンと生ワクチンがあります。
生ワクチンは、病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて製造されています。子供の時に発症する水ぼうそう(水痘)のワクチンと全く同じワクチンで、1回接種で済みますが、有効性は50%程度と低く、また8~10年程度でワクチン効果が無くなる事が判明しています。料金は自費となりますので7000円です。
不活化ワクチンは、病原体となるウイルスや細菌の感染力を失活、もしくは病原体を構成する物質をもとにして製造されています。商品名はシングリックスです。2ヶ月間隔で2回接種必要ですが、有効性は95%と極めて高く、8年後もワクチン効果は84%と高く維持されています。そのため、アメリカ・カナダ等では生ワクチンよりもこの不活化ワクチン(サブユニットワクチン)が推奨されています。ただ、料金が高く、自費となりますので、1回20000円です。
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